自分の髪をチェックする癖をつけよう

髪の毛も寿命のある体の組織のひとつですから、必ずいつかは抜け落ちます。

問題は、今抜けた髪が「正常な脱毛か、危険な脱毛か」ということですよね。

まずは、抜け毛を１本手にとってチェック。

・チェックポイント１．髪の根元の太さは？

頭皮の内部にあった根元の部分は、楕円形に膨らんでいますか？　この部分がいびつな形だったりしてきれいに膨らんでいないと、髪の毛がまっとうな寿命を生きていなかった可能性が高いです。つまり、問題アリの脱毛ですね。

・チェックポイント２．指にくっつく？

抜けたばかりの髪の根元を、指につけてみてください。この時に、ピトッと髪の毛がくっついて指を持ち上げても髪が指から離れずに浮くようなら、その髪も問題がある脱毛をしたと考えられます。

皮脂が多すぎるんですね。

正常な脱毛をした髪の毛は、指にくっつきません。

次に、頭皮をチェックしてみます。

・チェックポイント１．見た目をチェック

フケが目立ったり、皮脂で光ったりしていませんか？

全体的に見たり、それぞれの髪の毛の根元を見てみたり、じっくりチェックしてみてください。

・チェックポイント２．頭皮を触ってチェック

頭皮を触った時に、硬い感じがしたら黄色信号です。

頭皮がふんわりと柔らかい状態が理想的です。

頭皮の血行が悪くなると、頭皮が硬くなるのです。髪の毛のもとは血液ですので、頭皮の血行が悪くなることは、髪の毛の生産に影響するんですね。

男性の場合は、生え際や頭頂部が薄くなりやすいので、その部分を重点的にチェックしますが、女性の場合は、全体がまんべんなく薄くなることが多いので、頭皮全体をしっかりチェックしてみてください。

このようなチェックをすることで、自然と頭皮に触り、マッサージ効果があるので、一石二鳥です。

ついついやってしまうそうで、お勧めできないのが、抜け毛の数を数えることです。

薄毛や抜け毛を気にしている状態で抜け毛を数えると、ストレスになるだけです。気分も暗く沈みこんで、良い事ありません。

数を数えるよりも、その中から2～3本を手にとって、観察してみてください。